オタク的見地から、今後できてほしいと思うサブカルスポットを考えてみた件 ①『ドラゴンボール』のスポットが圧倒的に足りない

アニメの未来を考える

近年、アニメのデザインマンホールやアニメの銅像などといったサブカルスポットが、加速度的に日本全国に増えていく様子が伺えますが、まだまだ足りないと感じることが多く、今回はこんなものがあって欲しいと思う施設やモニュメントなどを思うがままに空想してみようと思います。

『ドラゴンボール』のスポットが圧倒的に足りない

原作者である鳥山明の意向なのか、あるいは集英社の方針なのか、『ドラゴンボール』に関しては、劇場版アニメの公開に合わせて、商業施設などで展覧会などが行われることはありますが、常設展示されているものがほとんどありません。
筆者が知る限りでは、バンダイ本社前と東映アニメーションミュージアムに孫悟空の等身大フィギュアが設置されているくらいです。

テーマパークやミュージアム、デザインマンホール、銅像などもなく、専門ショップ※1すらありません。
もし、マンホールや銅像が作られるとしたら、設置場所の候補となるのは、『ドラゴンボール』のアニメを制作している東映アニメーションがある練馬区(大泉スタジオ)か中野区(本社)、鳥山明の出身地である愛知県名古屋市、あるいは現住地である清須市でしょうか。

世界的な人気を誇る作品なので、テーマパークやミュージアムくらいはあっても良さそうですが、かつてあったJ-WORLD TOKYO※2も閉館してしまい、現在では常設のテーマパークやミュージアムもありません。
天下一武道会の会場を実サイズでリアルに再現しただけでも一大観光スポットになりそうで、そこで各種の武道演舞などを見せるイベントやショーなどを開催したら、日本全国はおろか、世界中から観光客が訪れそうです。

あるいは、神龍を祀った神社などを作っても面白そうです。
社殿の中に7つのドラゴンボールが置かれていて、天井に描かれた神龍が願いを叶えてくれるパワースポットというものがあれば、これも人気スポットになりそうです。

マンホールであれば、一星球から七星球の7つのドラゴンボールをデザインしたものを各所に設置し、すべてを訪れて写真を撮ると願いが叶うなどというスタンプラリー的な回遊イベントを仕掛けても良いかもしれません。

同じジャンプマンガでありながら、熊本に銅像が設置されている『ONE PIECE』や、兵庫県の淡路島にテーマパーク(ニジゲンノモリ NARUTO&BORUTO 忍里)がある『NARUTO』などに比べ、『ドラゴンボール』のスポットが少ないのは残念で、『ドラゴンボール』好きな訪日外国人客をもてなせるようなスポットがもっと出来て欲しいところです。

次回に続く


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オタク的見地から、今後できてほしいと思うサブカルスポットを考えてみた件
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