アニメパワーランキングβ版
2023年6月14日発表（対象：2023年春放送66作品）
6月第2週、今週は上位ランクの変動なし。中・下位ランクの変動も軽微で全体的に大きな動きは見られません。
物語も終盤に入ってきていますが、ランキングに入っているものの多くが原作付き作品な上、今シーズンでは完結しないものばかりです。
『鬼滅の刃』は来週時間延長放送で刀鍛冶の里編が終了し、また間をおいて無限城編を放送することは確実です。
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』もあと3話で終了ですが、オリジナルな上に公式でも未発表なため、現時点では、物語が継続されるのか、第3期、劇場版などすべてが未確定です。
『推しの子』の第2期制作は確定かと思われ、『ゴールデンカムイ』は2クールで次シーズンも継続。ジャンプアニメの『Dr.STONE NEW WORLD』も今期で最終回となりますが、物語は途中なので、続編があるのは確実でしょう。
国内ではいまいち話題になっていない『天国大魔境』は海外での評価・人気が高いようなので、こちらも第2期制作の可能性大かと思われます。
『地獄楽』は原作は完結していますが、物語は原作の半分も進んでいないので、第2期制作の可能性は充分にありそうです。
『マッシュル-mashle-』はまだ継続2クールのなるのか、分割2クール（第2期）になるのかは不明ですが、継続の可能性は高そうです。
『マイホームヒーロー』は原作の人気は高いものの、派手なアクションのない心理戦がメインで、アニメでやるには地味な内容なためか、あまり話題にもなっていない様子。このままでは、第2期制作の期待は薄く、物語一番の盛り上がり処である第二部のカルト教団の村のお話はアニメ化されずに終わってしまうかもしれません。順位やポイントを見る限りは継続の可能性は低そうにも思われますが、原作の出版社が講談社なので、原作マンガの売上効果を狙って投資してくれる可能性に期待したいところです。
神籬では、アニメデータベースの登録データを基に、原作カテゴリ・発行部数、SNSフォロワー数、PV視聴数、制作会社・スタッフ、出演声優情報など多岐にわたる情報を独自のアルゴリズムでスコアリングし、毎週30位までのランキングを発表しています。
なお、本指標はアニメ作品そのものの優劣に関して論ずるためのものではございません。
この指標のスコアの高低によって、作品の是非を論じる事のないよう、本データの活用につきましては、御留意頂けますよう、何卒御理解の程よろしくお願い申し上げます。
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