アニメパワーランキングβ版
2023年6月7日発表(対象:2023年春放送66作品)
6月第1週、『推しの子』『機動戦士ガンダム 水星の魔女 Season2』『ちいかわ』の順位は今週も相変わらず変動中。
先の週までは、スケジュール調整のための総集編を放送した作品は、押しなべてSNSでの話題が落ちてポイントを下げる傾向が見られましたが、今週本編を休止して特番を放送した『推しの子』は、逆にポイントを上げています。
『推しの子』の場合はスケジュール調整なのか、計画的な特番なのかはわかりませんが、前週でこれからの展開に興味を惹かれる終わり方をしたタイミングでの、お預け的な特番な上、単なる映像編集による総集編ではなく、キャストのコメントを多用した、物語を深掘りするかのような内容の特番であったために、逆に話題を増やしたとも考えられます。
要はやり方次第で、たとえ総集編や特番であっても話題性を維持できるとも言えます。そもそも内容が濃く、ストーリー性の高い作品であるからこそできるものでもあり、『推しの子』であるから成立し得る方法ではありますが。
『ひろがるスカイ!プリキュア』では、今週ついに4人目のプリキュアであるキュアバタフライが初登場していましたが、キュアウィング登場時のような話題の盛り上がりは見られませんでした。
キュアバタフライは新作発表時に姿が公開されていたため、以前より登場している聖あげはが4人目になることは明白で、突然登場したキュアウィングの時のようなサプライズ感がなかったことが要因かと思われます。
その他、これまで焦らしてきた敵陣営の姿がようやく出て来た『Dr.STONE NEW WORLD』と『地獄楽』がポイントを上げているのも印象的です。
神籬では、アニメデータベースの登録データを基に、原作カテゴリ・発行部数、SNSフォロワー数、PV視聴数、制作会社・スタッフ、出演声優情報など多岐にわたる情報を独自のアルゴリズムでスコアリングし、毎週30位までのランキングを発表しています。
なお、本指標はアニメ作品そのものの優劣に関して論ずるためのものではございません。
この指標のスコアの高低によって、作品の是非を論じる事のないよう、本データの活用につきましては、御留意頂けますよう、何卒御理解の程よろしくお願い申し上げます。
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