アニメパワーランキングβ版

2023年12月13日発表(対象:2023年秋放送86作品)

12月第2週、今シーズンで終了する作品は物語の終盤となっていますが、上位は変動なく、中下位も大きな動きはありません。
上位の内で12月で終わる作品は、『呪術廻戦』『東京リベンジャーズ 天竺編』『SPY×FAMILY Season 2』『MFゴースト』『 アイドルマスター ミリオンライブ!』といったところで、その他は次シーズンも継続するようです。
中下位は、ほとんどが1クール作品なので、次シーズンも継続するのは『 シャングリラ・フロンティア』『アンデッドアンラック』『Paradox Live THE ANIMATION』の3作品くらいでしょうか。
今シーズンは大人しい作品が多く、派手な炎上や注目性や話題性のある出来事もなく、ほぼ順当な印象でやや盛り上がりに欠け、逆に『呪術廻戦』やラストを迎えた『進撃の巨人』などに話題が集中していた様子です。

トピックとして取り上げるとすれば、「大人プリキュア」を謳った『キボウノチカラ~オトナプリキュア’23~』がプリキュアファンの間で話題になった件と『BULLBUSTER(ブルバスター)』の件が挙げられます。
『BULLBUSTER(ブルバスター)』は、PVやメインビジュアルではロボットメインのアニメといった印象で、久しぶりの新作ロボットアニメに期待していたファンも多かったようです。ところが、蓋を開けてみたら、あまりロボットが活躍せず(ロボットが出てこない回すらあり)、経営難の企業やクリーチャーの発生原因の究明などの方に焦点があたった作品であったことで、純粋なロボットアニメを見たいと思っていたファンの不評を買ってしまったことで、SNSを中心に否定的な意見が飛び交ってしまう事態に陥りました。作品自体の出来が悪かったというわけではなく、あくまで先入観や期待とのズレがあった不幸な事態という面が大きいとも考えられ、最終回に向けたロボットとクリーチャーの戦闘シーン次第では、そうした評価を覆す可能性があるので、ラスト数話の挽回に期待したいところです。

アニメパワーランキングβ版 2023年12月13日発表、1位:呪術廻戦[第2期]、2位:ちいかわ、3位:ウマ娘 プリティーダービー Season 3

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※放送終了済みの『しーくれっとみっしょん ~潜入捜査官は絶対に負けない!~』を調査対象から除外しました。

神籬では、アニメデータベースの登録データを基に、原作カテゴリ・発行部数、SNSフォロワー数、PV視聴数、制作会社・スタッフ、出演声優情報など多岐にわたる情報を独自のアルゴリズムでスコアリングし、毎週30位までのランキングを発表しています。
なお、本指標はアニメ作品そのものの優劣に関して論ずるためのものではございません。この指標のスコアの高低によって、作品の是非を論じる事のないよう、本データの活用につきましては、御留意頂けますよう、何卒御理解の程よろしくお願い申し上げます。

ヒモロギ調べ


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