静岡が盛り上がる方法を考えてみた件① ガンダムが足りない 後編
静岡市内にはガンダムマンホールがない
静岡はガンプラとは縁が深いので、ガンダムのマンホールくらいありそうなものですが、実は1枚もありません。
現在ガンダムのマンホールがあるのは、
北海道稚内市:2ヵ所
北海道天塩町:2ヵ所
北海道豊富町:2ヵ所
栃木県所沢市:6ヵ所(キャラデザイナー・安彦良和の在住地)
栃木県下都賀郡:2ヵ所
東京都稲城市:1ヵ所(メカデザイナー・大河原邦男の出身地)
神奈川県小田原市:2ヵ所(富野由悠季監督の出身地)
神奈川県相模原市:2ヵ所
島根県松江市:2ヵ所
の21ヵ所です。
このうち、北海道稚内市・天塩町・豊富町、栃木県下都賀郡、神奈川県相模原市、島根県松江市は、バンダイナムコグループが手掛ける自治体活性化事業でガンダムマンホールの全国設置を目指す「ガンダムマンホールプロジェクト」の一環で製作・設置されたものです。
バンダイのガンプラ工場がある静岡県静岡市や、かつてサンライズがあった東京都杉並区などでは、ガンダムとの縁が深い地でありながら、ガンダムマンホールはありません。
「ガンダムマンホールプロジェクト」では、募集に応じて設置を希望した下記の自治体に、2024年度中を目処にガンダムマンホールの設置を予定しているとのことです。
愛知県豊田市
岩手県西磐井郡平泉町
大阪府柏原市
岡山県勝田郡勝央町
鹿児島県出水市
佐賀県西松浦郡有田町
滋賀県大津市
静岡県静岡市
島根県松江市
千葉県香取市
千葉県山武市
長野県小諸市
新潟県南魚沼市
北海道紋別郡遠軽町
山梨県甲府市
他、計19自治体(予定)
この自治体の中に静岡市も含まれているので、ようやく待望のガンダムマンホールができるわけです。
ガンダムと縁の深いはずの静岡市が、ガンダムと縁の浅い他の地域と横並びでマンホールを拝受するのは静岡出身者としてはややプライドを揺るがされる気がしないではありませんが、ここは静岡市内にガンダムマンホールができることを素直に喜びたいと思います。
「ガンダムマンホールプロジェクト」では、これまでの設置例から、一つの地域に2ヵ所というのが通例のようですので、静岡市でも同様に2ヵ所の設置が考えられます。
それで終わってはもったいないので、本来のガンダムマンホールではなく、プラモデルとしてのガンダムをモチーフに、ガンプラマンホールという新たな取り組みを展開するというのはいかがでしょう。
ガンプラだけではなく、「静岡市プラモデル化計画」の一環としてプラモデルをモチーフにした新たなでサインマンホールシリーズとして展開し、タミヤ、アオシマ、ハセガワといった静岡に本社を置く模型メーカーごとのマンホールを製作・設置し、その流れでガンプラマンホールを展開していけば、静岡オリジナルのガンダムスポットができ、且つ「模型の世界首都 静岡」のPRとしても効果抜群ではないでしょうか。
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