アニメパワーランキングβ版
2023年2月15日発表（対象：2023年冬放送86作品）
2月3週目、放送スタートダッシュが過ぎた『ひろがるスカイ！プリキュア』が２ランクダウンの第11位に後退した他は、大きな順位変動は見られません。
上位10位以内の作品は、『ちいかわ』と『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』を除き、全てマンガ原作のアニメとなっていますが、
講談社『東京リベンジャーズ』『ブルーロック』
集英社『僕のヒーローアカデミア』『ジョジョの奇妙な冒険』
KADOKAWA『文豪ストレイドッグス』
小学館『うる星やつら』
秋田書店『弱虫ペダル LIMIT BREAK』
と、大手出版社の作品がバランス良く揃っています。
中でも講談社と集英社については２作品ずつ送り出しており、マンガ作品のアニメ化に力を入れている両社の戦略の結果が伺えます。
中位ランク以下を見ても、講談社は『ヴィンランド・サガ』『不滅のあなたへ』『イジらないで、長瀞さん』『犬になったら好きな人に拾われた。』、集英社は『聖闘士星矢』『久保さんは僕を許さない』『あやかしトライアングル』『僕とロボコ』『BASTARD!! －暗黒の破壊神－』といった具合に、２社の送り出すマンガ原作作品の点数が飛び抜けて多いのが特徴です。
ちなみに、講談社と集英社と同じくアニメ化に力を入れているKADOKAWAは、ライトノベルのアニメ化作品が多く、マンガは『便利屋斎藤さん、異世界に行く』くらいで作品数が少なくなっています。
※放送終了済、WEBでの配信のみの作品で時間が経過したものなど、数作品を整理し、調査対象から除外しました。
神籬では、アニメデータベースの登録データを基に、原作カテゴリ・発行部数、SNSフォロワー数、PV視聴数、制作会社・スタッフ、出演声優情報など多岐にわたる情報を独自のアルゴリズムでスコアリングし、毎週30位までのランキングを発表しています。
なお、本指標はアニメ作品そのものの優劣に関して論ずるためのものではございません。
この指標のスコアの高低によって、作品の是非を論じる事のないよう、本データの活用につきましては、御留意頂けますよう、何卒御理解の程よろしくお願い申し上げます。
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