ロボットアニメの実在化について考えてみた件 ② 海外の実物大ロボット建造

アニメの未来を考える

前回は日本国内における巨大ロボットの実在化について取り上げましたが、実は日本国内のみならず、海外でも日本アニメのロボットが作られています。

実物大フリーダムガンダム立像(上海):全高18.03m
エヴァンゲリオン初号機の巨大立像(上海):全高25.06m(作中での設定は40~200m)
マジンガーZ像(スペイン):全高約10m(作中での設定は18m)
UFOロボ グレンダイザー像(サウジアラビア)全高33.7m(作中での設定は30m)

フリーダムガンダム立像

スペインのマジンガーZ像

サウジアラビアのグレンダイザー像

上海のエヴァンゲリオンなどは、実際の設定の半分程の大きさしかありませんが、それでも25m以上もあれば、迫力的には充分と言えるでしょう。
ここに挙げたのは公式あるいは有名なもの(マジンガーZ像は非公式ですが、作者である永井豪は黙認しているとのこと)のみですが、非公式で私的に作られたものなどは、まだ数多く存在しているかもしれません。
日本でも個人でZガンダムを作ってしまった例もあるので。

日本のロボットアニメの実物大モニュメントが海外で作られるのは誇らしいやら、残念やら複雑な気持ちを抱いてしまいますが、海外にもあるけど日本にはもっと凄いものがたくさんある、ということであれば、大いにインバウンド需要のPRになることなので喜ばしいことなのかもしれません。
とすれば、やはりエヴァンゲリオンは日本にもなくてはならないはずで、是非とも上海を超える大きさで「世界最大のエヴァンゲリオン初号機(世界最大のフィギュア)」というギネス記録を更新してもらいたいところです。

次回に続く。