アニメマンホール
1980年代から登場したデザインマンホール蓋は、2016年にダムカードを参考に作られた「ご当地マンホールカード」が配布されはじめると、一部のマンホール愛好家のみならず、一般層にまでその人気が広まりました。
さらに、原作者の出身地や作品の舞台となった縁からアニメをテーマにした「ご当地マンホール」が作られると、アニメファンを取り込み、その人気の裾野がますます広まってきています。
2018年12月からは株式会社ポケモンが推進する活動「ポケットモンスター」のマンホール蓋「ポケふた」が登場し、2021年9月時点で全国19都道府県に193枚設置されており、これを合わせると全国にはすでに360か所ものアニメマンホールが存在していることになります。
自治体では、このデザインマンホールを新たなアニメファン誘致のアイテムと位置づけ、補助金交付によってさらに展開を広げようとしています。
コロナ渦ということもあって、屋内施設や集客イベントは批判の的になることもあり、屋外のマンホールは感染対策的にも問題がないため、そういったことも後押しになっていることが推測されます。
まだマンホールが設置されていないエリアも多いので、今後どの作品のマンホールが登場するのか楽しみです。
市区郡 | マンホール |
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足立区 | はじめの一歩×3 |
葛飾区 | こちら葛飾区亀有公園前派出所×5 |
北区 | 東京都北区赤羽×1、のらくろ×1 |
品川区 | シナモロール×3 |
渋谷区 | 三月のライオン×6 |
新宿区 | ゴジラ×2 |
世田谷区 | ウルトラマン×5 |
台東区 | さらざんまい×1 |
市区郡 | マンホール |
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千代田区 | 鉄腕アトム×3 |
豊島区 | 池袋PRアニメ×1 |
練馬区 | 銀河鉄道999×1、あしたのジョー×1、うる星やつら×1 |
稲城市 | 大河原邦夫メカデザイン×4 |
多摩市 | ラスカル×5、ハローキティ×10 |
東久留米市 | ブラック・ジャック×5 |
府中市 | ちはやふる×7 |
(この記事は『アニメ聖地データ白書2020』から一部抜粋・加筆したものです。)