アニメにもドラマにもなっている作品がこんなにもある件 後編
前回は1990~2000年代のアニメ化&実写化作品を紹介しましたが、今回は2010年代以降の作品について見ていきたいと思います。
2000年代から始まったマーベル・コミックの実写映画化は大きな成功を収め、日本でも数多くの作品がヒットとなった一方、日本におけるマンガ・アニメの実写化では、VFXを大々的に使った大作ほど、なぜかあまりヒットしないという事例が続き、作品数を減らしていきました。
とは言え、マンガ市場の拡大を背景に、マンガ原作の実写化作品は需要があることから、VFXを使わないような、人間ドラマを描いた作品が増えていくことになっていったわけです。
以下に前回の続きとなる、2010年以降のアニメ化・実写化の両方ともされている作品をまとめてみました。
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<アニメ化と実写化の両方されている作品(2010年代以降・実写化順)>(国内作品のみ)
2010年
マンガ『ヤマトナデシコ七変化♡』実写テレビドラマ化(2010年1月)
マンガ『彼岸島』実写映画化(2010年1月)→実写テレビドラマ化(2013年)→再実写映画化(2016年)
マンガ『怪物くん』実写テレビドラマ化(2010年4月)→実写映画化(2011年)
マンガ『もやしもん』実写テレビドラマ化(2010年7月)
マンガ『BECK』実写映画化(2010年9月)
マンガ『君に届け』実写映画化(2010年9月)→実写WEBドラマ化(2023年)
マンガ『大奥』実写映画化(2010年10月)→実写テレビドラマ化(2012年・2023年)
小説『マリア様がみてる』実写映画化(2010年11月)
アニメ『宇宙戦艦ヤマト』→実写映画化(2010年12月)
2011年
マンガ『臨死!!江古田ちゃん』実写テレビドラマ化(2011年1月)
マンガ『GANTZ』実写映画化(2011年1月・4月・)
マンガ『毎日かあさん』実写映画化(2011年2月)
マンガ『あしたのジョー』実写映画化(2011年2月)
マンガ『バーテンダー』実写テレビドラマ化(2011年2月)
マンガ『Paradise Kiss』実写映画化(2011年6月)
マンガ『荒川アンダー ザ ブリッジ』実写テレビドラマ化(2011年7月)→実写映画化(2012年)
マンガ『桜蘭高校ホスト部』実写テレビドラマ化(2011年7月)→実写映画化(2012年)
マンガ『忍たま乱太郎』実写映画化(2011年7月・2023年)
マンガ『この世界の片隅に』実写テレビドラマ化(2011年8月)→再ドラマ化(2018年)
マンガ『うさぎドロップ』実写映画化(2011年8月)
アニメ『妖怪人間ベム』→実写テレビドラマ化(2011年10月)→実写映画化(2012年)
マンガ『らんま1/2』実写テレビドラマ化(2011年12月)
マンガ『ワイルド7』実写テレビドラマ化(2011年12月)
2012年
マンガ『僕等がいた』実写映画化(2012年3月・4月)
マンガ『陽だまりの樹』実写テレビドラマ化(2012年4月)
マンガ『テルマエ・ロマエ』実写映画化(2012年4月・2014年)
マンガ『未来日記』実写テレビドラマ化(2012年4月)
マンガ『宇宙兄弟』実写映画化(2012年5月)
マンガ『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』実写映画化(2012年8月・2014年・2021年)
マンガ『ひみつのアッコちゃん』実写映画化(2012年9月)
2013年
マンガ『XXXHOLiC』実写テレビドラマ化(2013年2月)→実写映画化(2022年)
小説『図書館戦争』実写映画化(2013年4月・2015年)→実写テレビドラマ化(2015年)
マンガ『山田くんと7人の魔女』実写テレビドラマ化(2013年8月)
アニメ『科学忍者隊ガッチャマン』実写映画化(2013年8月)
マンガ『009ノ1』実写映画化(2013年9月)
マンガ『タイガーマスク』実写映画化(2013年11月)
2014年
マンガ『黒執事』実写映画化(2014年1月)
ライトノベル『僕は友達が少ない』実写映画化(2014年2月)
マンガ『銀の匙 Silver Spoon』実写映画化(2014年3月)
メディアミックス『機動警察パトレイバー』実写映画化(2014年4月~2015年・7作品)
マンガ『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』実写映画化(2014年5月)
マンガ『好きっていいなよ。』実写映画化(2014年7月)
マンガ『ルパン三世』実写映画化(2014年8月)※1974年にも実写映画化されています。
マンガ『TOKYO TRIBE 2』実写映画化(2014年8月)
マンガ『地獄先生ぬ〜べ〜』実写テレビドラマ化(2014年10月)
マンガ『信長協奏曲』実写テレビドラマ化(2014年10月)→実写映画化(2016年)
マンガ『寄生獣』実写映画化(2014年10月・2015年)
マンガ『アオハライド』実写映画化(2014年12月)→実写テレビドラマ化(2023年)
マンガ『海月姫』実写映画化(2014年12月)→実写テレビドラマ化(2018年)
2015年
マンガ『ワカコ酒』実写テレビドラマ化(2015年1月~2023年・7シリーズ)
マンガ『暗殺教室』実写映画化(2015年3月・2016年)
マンガ『ラーメン大好き小泉さん』実写テレビドラマ化(2015年6月)→再ドラマ化(2020年)
マンガ『ど根性ガエル』実写テレビドラマ化(2015年7月)
マンガ『アカギ 〜闇に降り立った天才〜』実写テレビドラマ化(2015年7月)
マンガ『となりの関くん』実写テレビドラマ化(2015年7月)
マンガ『進撃の巨人』実写映画化(2015年8月・9月)→実写テレビドラマ化(2015年)
アニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』実写テレビドラマ化(2015年9月)
マンガ『バクマン。』実写テレビドラマ化(2015年10月)
マンガ『監獄学園』実写テレビドラマ化(2015年10月)
マンガ『俺物語!!』実写映画化(2015年10月)
マンガ『エンジェル・ハート』実写テレビドラマ化(2015年10月)
マンガ『俺物語!!』実写映画化(2015年12月)
2016年
マンガ『ライチ☆光クラブ』実写映画化(2016年2月)
マンガ『珍遊記 -太郎とゆかいな仲間たち-』実写映画化(2016年2月)
マンガ『ちはやふる』実写映画化(2016年3月~2018年・3作品)
マンガ『天才バカボン』実写テレビドラマ化(2016年3月・2017年・2018年)
マンガ『僕だけがいない街』実写映画化(2016年3月)→実写テレビドラマ化(2017年)
マンガ『テラフォーマーズ』実写テレビドラマ化(2016年4月)→実写映画化(2016年)
マンガ『オオカミ少女と黒王子』実写映画化(2016年5月)
マンガ『ベイビーステップ』実写テレビドラマ化(2016年7月)
マンガ『弱虫ペダル』実写テレビドラマ化(2016年8月・2017年)→実写映画化(2020年)
マンガ『秘密 -トップ・シークレット-』実写映画化(2016年8月)
マンガ『四月は君の嘘』実写映画化(2016年9月)
マンガ『咲-Saki-』実写テレビドラマ化(2016年12月)→実写映画化(2017年)
2017年
マンガ『クズの本懐』実写テレビドラマ化(2017年1月)
マンガ『一週間フレンズ。』実写映画化(2017年2月)
小説『ハルチカ』実写映画化(2017年3月)
マンガ『3月のライオン』実写映画化(2017年3月・4月)
マンガ『サクラダリセット』→実写映画化(2017年3月・5月)
マンガ『お前はまだグンマを知らない』実写テレビドラマ化(2017年3月)→実写映画化(2017年)
マンガ『ReLIFE』実写映画化(2017年4月)
マンガ『無限の住人』実写映画化(2017年4月)
マンガ『ピーチガール』実写映画化(2017年5月)
マンガ『トモダチゲーム』実写テレビドラマ化(2017年6月)→実写映画化(2017年)→再ドラマ化(2022年)
マンガ『銀魂』実写映画化(2017年7月・2018年)→実写テレビドラマ化(2017年・2018年)
アニメ映画『心が叫びたがってるんだ。』実写映画化(2017年7月)
マンガ『東京喰種トーキョーグール』実写映画化(2017年7月)
小説『君の膵臓をたべたい』実写映画化(2017年7月)
マンガ『ジョジョの奇妙な冒険』実写映画化(2017年8月)
マンガ『亜人』実写映画化(2017年9月)
マンガ『恋と嘘』実写映画化(2017年10月)
マンガ『斉木楠雄のΨ難』実写映画化(2017年10月)
小説『氷菓』実写映画化(2017年11月)
マンガ『覆面系ノイズ』実写映画化(2017年11月)
マンガ『炎の転校生』実写テレビドラマ化(2017年11月)
マンガ『鋼の錬金術師』実写映画化(2017年12月・2022年)
マンガ『咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A』実写テレビドラマ化(2017年12月)
2018年
マンガ『賭ケグルイ』実写テレビドラマ化(2018年1月・2019年)
マンガ『モブサイコ100』実写テレビドラマ化(2018年1月)
マンガ『坂道のアポロン』実写映画化(2018年3月)
マンガ『曇天に笑う』実写映画化(2018年3月)
マンガ『いぬやしき』実写映画化(2018年4月)
マンガ『となりの怪物くん』実写映画化(2018年4月)
マンガ『ママレード・ボーイ』実写映画化(2018年4月)
マンガ『恋は雨上がりのように』実写映画化(2018年5月)
マンガ『虹色デイズ』実写映画化(2018年7月)
マンガ『BLEACH』実写映画化(2018年7月)
マンガ『3D彼女』実写映画化(2018年9月)
マンガ『聖☆おにいさん』実写テレビドラマ化(2018年10月~2020年・3シリーズ)
マンガ『昭和元禄落語心中』実写テレビドラマ化(2018年10月)
マンガ『今日から俺は!!』実写テレビドラマ化(2018年10月)→実写映画化(2020年)※1993~1997年にVシネマ(実写ビデオドラマ)化
マンガ『ニセコイ』実写映画化(2018年12月)
2019年
マンガ『約束のネバーランド』実写映画化(2019年1月・2021年)
マンガ『がっこうぐらし!』実写映画化(2019年1月)
マンガ『キングダム』実写映画化(2019年4月・2022年・2023年)
小説『チア男子!!』実写映画化(2019年5月)
マンガ『ザ・ファブル』実写映画化(2019年6月・2021年)※アニメ化進行中(放送時期未定)
マンガ『パタリロ!』実写映画化(2019年6月)
マンガ『惡の華』実写映画化(2019年9月)
マンガ『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』実写映画化(2019年9月・2022年)
2020年
マンガ『浦安鉄筋家族』実写テレビドラマ化(2020年4月)
マンガ『ゆるキャン△』実写テレビドラマ化(2020年1月・2021年)
マンガ『女子高生の無駄づかい』実写テレビドラマ化(2020年1月)
マンガ『ヲタクに恋は難しい』実写映画化(2020年2月)
マンガ『映像研には手を出すな!』実写テレビドラマ化(2020年4月)→実写映画化(2020年)
ライトノベル『異世界居酒屋「のぶ」』実写テレビドラマ化(2020年5月・2022年・2023年)
マンガ『私がモテてどうすんだ』実写映画化(2020年7月)
マンガ『ぐらんぶる』実写映画化(2020年8月)
マンガ『思い、思われ、ふり、ふられ』実写映画化(2020年8月)
マンガ『荒ぶる季節の乙女どもよ。』実写テレビドラマ化(2020年9月)
マンガ『LOVE STAGE!!』実写映画化(2020年10月)
マンガ『極主夫道』実写テレビドラマ化(2020年10月)→実写映画化(2022年)
マンガ『LOVE STAGE!!』実写映画化(2020年10月)
マンガ『岸辺露伴は動かない』実写テレビドラマ化(2020年12月~2022年・3シリーズ)→実写映画化(2023年)
2021年
マンガ『ホリミヤ』実写テレビドラマ化(2021年2月)
マンガ『コタローは1人暮らし』実写テレビドラマ化(2021年4月・2023年)
マンガ『ショコラの魔法』実写映画化(2021年6月)
マンガ『ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜』実写テレビドラマ化(2021年7月)
マンガ『東京リベンジャーズ』実写映画化(2021年2月・2023年)
マンガ『古見さんは、コミュ症です。』実写テレビドラマ化(2021年9月)
2022年
マンガ『文豪ストレイドッグス』実写テレビドラマ化(2022年1月)
マンガ『鹿楓堂よついろ日和』実写テレビドラマ化(2022年1月)
アニメ『おそ松さん』実写映画化(2022年3月)
マンガ『彼女、お借りします』実写テレビドラマ化(2022年7月)
マンガ『耳をすませば』実写映画化(2022年10月)
マンガ『推しが武道館いってくれたら死ぬ』実写テレビドラマ化(2022年10月)→実写映画化(2023年)
2023年
マンガ『おとなりに銀河』実写テレビドラマ化(2023年4月)
マンガ『波よ聞いてくれ』実写テレビドラマ化(2023年4月)
マンガ『聖闘士星矢』実写映画化(2023年4月)
マンガ『君は放課後インソムニア』実写映画化(2023年6月)
マンガ『Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-』実写テレビドラマ化(2023年7月)
マンガ『ばらかもん』実写テレビドラマ化(2023年7月)
マンガ『ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』実写映画化(2023年8月)
マンガ『沈黙の艦隊』実写映画化(2023年9月)
マンガ『パリピ孔明』実写テレビドラマ化(2023年9月)
マンガ『幽☆遊☆白書』実写WEBドラマ化(2023年12月)
2024年以降
マンガ『ゴールデンカムイ』実写映画化(2024年1月)
マンガ『シティーハンター』実写映画化(2024年予定)※1
アニメ『ゲッターロボ』実写映画化(2025年予定)
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この他、『僕のヒーローアカデミア』や『ワンパンマン』などの実写化も発表されています。
マンガやアニメの実写化とは逆に、実写ドラマをアニメ化した『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』(1995年テレビドラマ放送→2017年アニメ化)と言う作品もあります。
作品数だけで見ると、2017年がピークでそれ以降は減っているように見えますが、ここに挙げたのはアニメ化と実写化の両方という条件に合致する作品だけなので、マンガやライトノベルなどを原作とした作品全体のごく一部に過ぎず、アニメ化と実写化の片方だけの作品数は年々増加傾向にあります。
これは、アニメ業界で『この素晴らしい世界に祝福を!』(2016年放送)、『Re:ゼロから始める異世界生活』(2016年放送)、『転生したらスライムだった件』(2018年放送)といった異世界転生モノのヒットし、その後、異世界転生・召喚を扱った作品が増え出した時期と重なります。
このことから、アニメ作品の傾向が移り変わり、実写化に向いている作品の占める割合が減ったことも要因として考えられます。
また、現在のアニメ業界では、優良な原作不足が深刻な問題となっており、アニメ化によるビジネス展開を企画する出版社や映画会社、企画会社などの各社が、原作の取り合い状態となっています。
そのことから、アニメ化にも実社化にも向いていて、且つ幅広い視聴者層に訴求力のある原作を見出すのが難しくなっているということも影響しているのではと思われます。
さらに、アニメ化と実写化が重なるケースの近年の傾向として、同時展開が多くなったことも挙げられます。
かつてはアニメ化と実写化が全く別の動きとして行われており、その後、アニメ化でのヒットを受けて実写化(その逆も然り)という動きも出始めましたが、近年では、『映像研には手を出すな!』、『ホリミヤ』、『東京リベンジャーズ』、『ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』、『おとなりに銀河』、『君は放課後インソムニア』といった作品で、アニメと実写化作品がほぼ同時に放送・公開されており、相乗効果を狙って計画的にメディアミックス展開が行われるケースも見られるようになりました。
アニメでのヒット作では『鬼滅の刃』や『呪術廻戦』、『推しの子』といったアニメならではの派手なアクションや、絵だから成立するようなキャラクター性が高い作品のヒット作が多く、実写化に向いていない人気作品が続いています。
実写化作品では、『るろうに剣心』や『東京リベンジャーズ』といったヒット作がある一方で、VFXやCGを大々的に使った作品がなぜかあまりヒットしない傾向があります※2。
『聖闘士星矢』の実写映画『聖闘士星矢The Beginning』も派手なVFXをウリにした製作費6000万ドル(80億円超)の大作でしたが、興行収入は世界累計でも10億円に届かず、この映画に全額出資した東映アニメーションの営業利益は前年比の49%と半減する程の打撃を受けたと各メディアで報じられていました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb7c6c0dc7693f4f3938348ceb13c392f7f57f71
逆にVFX作品で多くのヒット作を生み出しているハリウッドでは、『機動戦士ガンダム』や『進撃の巨人』のような作品の実写映画化が進行しており、Netflixでも8月31日から『ONE PIECE』の実写ドラマの配信が始まります。
フィリピンでは、『超電磁マシーン ボルテスV』の実写ドラマ『Voltes V Legacy』が、今年の5月から放送されています。
今回まとめてみて、思っていた以上にアニメ化と実写化の両方ともされている作品の数が多く驚きましたが、アニメと実写化作品、さらにはマンガやライトノベルなどの原作も含めたメディアミックスのパッケージとして海外でヒットしたコンテンツがないという課題があります。
アニメやマンガ、ゲームなどはすでに海外では高い支持を受けているところなので、実写化作品でもこれらと同等な支持を受ける作品が増え、海外に向けてオールジャンルで(原作マンガ・アニメ化作品、実写化作品、ゲームなどを含めて)売り出し、勝負ができるコンテンツが出てくることを期待したいと思います。
神籬では、アニメやサブカル系の文化振興やアニメ業界の問題解決、アニメを活用した地域振興・企業サービスなど、様々な案件に協力しております。
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アニメ業界・歴史・作品・声優等の情報提供、およびアニメに関するコラムも 様々な切り口、テーマにて執筆が可能です。こちらもお気軽にお問合せ下さい。
※1 『シティーハンター』は、1993年にジャッキー・チェン、後藤久美子主演により香港で実写映画化されており、2019年にもフランスで実写映画化されています。
この他にも、下記のように海外で実写化された作品が複数存在します。
『ストリートファイターII』(1994年アメリカで実写映画化)
『北斗の拳』(1995年アメリカで実写映画化)
『ママレード・ボーイ』(2001年台湾で実写テレビドラマ化)
『頭文字D』(2005年香港で実写映画化)
『中華一番!』(2005年中国で実写テレビドラマ化)
『ドラゴンボール』(2009年アメリカで実写映画化)
『スキップ・ビート!』(2011年台湾で実写テレビドラマ化)※日本との合作
『ハヤテのごとく!』(2011年台湾で実写テレビドラマ化)
『A KITE』(2014年アメリカ・メキシコで実写映画化)
『攻殻機動隊』(2017年アメリカで実写映画化)
『銃夢』(2019年アメリカで実写映画化)
『ONE PIECE』(2023年Netflixで実写ドラマ化)
公開時期など詳細は未定ながら、『機動戦士ガンダム』、『進撃の巨人』、『君の名は。』といった作品もハリウッドでの実写化が発表されています。
※2 VFXを使った作品が必ずしもヒットしないわけではなく、アニメ化されていない作品ではあるものの、庵野秀明監督の『シン・ゴジラ』『シン・ウルトラマン』『シン・仮面ライダー』といった特撮系作品はヒットしていますし、海外でも評価が高い作品となっています。
ゲームジャンルを見ても、海外に比べてCG技術で劣るということもなく、技術や設備、エンジニアやクリエイターの技量などに問題があるとは考えにくいことから、予算や制作スタイルなどの面で問題を抱えているのではとの分析をする専門家もいます。