杉並アニメーションミュージアムに行って来た件 ②

前回に引き続き、杉並アニメーションミュージアムをご紹介します。

施設自体は然程広くはないのですが、そこかしこに等身大フィギュアが飾られていたりして見応えは充分です。

「日本のアニメの歴史」と題したコーナーでは、懐かしい玩具たちと共に、古いテレビに映し出された当時のアニメ映像も見られます。

「アニメが出来るまで」と題したコーナーでは、監督、作画監督、美術監督の机が再現されています。

再現されているのは、『機動戦士ガンダム』の富野由悠季監督に、『赤い光弾ジリオン』を始め数多くの作品でキャラクターデザインや作画監督を務めている後藤隆幸、『ドラゴンボール』や『プリキュア』シリーズなどで美術デザイン・美術監督・背景を担当している東映アニメーションの行信三の3人の作業机です。

アニメ制作の体験コーナーやアフレコ体験コーナーもあるので、アニメ制作に興味を持ち始めた小中学生にとっては、もしかしたら将来の志望に影響するような貴重な体験が得られるのではないでしょうか。

この他、ゾートロープ(回転のぞき絵)などのアニメの基本原理を学べるコーナーや、マンガ本などを販売する物販コーナーなどもあります。

次回に続く。