GUNDAM FACTORY YOKOHAMAの「動くガンダム」を見て来た件 ②
前回に引き続き、「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」をレポート的にご紹介したいと思います。
動くガンダムの他には、GUNDAM Café、GUNDAM-BASE(ショップ)、コンテナショップでのオープンカフェの他、展示施設のGUNDAM-LABがあります。
駆動系の技術を学べる展示や、制作過程などプロジェクトの詳細、プロジェクトの参加メンバーの質疑応答、押井守や河森正治をはじめ、各方面の人たちによるコメント、計画段階で没になった建設案、GUNDAM-DOCKの縮小模型、「最大の可動型ヒューマノイドロボット」と「最大の可動型ガンダム」のギネス認定証など、様々な展示物がありました。
トイレの男女マークが連邦軍の制服姿で描かれていたり、建物内の案内表示や様々な場所にも、ガンダムの世界観を思わせる装飾などが散りばめられているので、可動演出の合間も、これらを探したりして楽しむこともできます。
トイレにも建設中の記録写真が飾られてありました。
場所が悪いせいか、意外にも気づかないまま帰る客が結構多く見られてもったいなかったのは、メッセージコーナーです。
敷地の白い外壁に無数の赤、青、黄色のガンダムカラー3色の紙がびっしりと貼られていて、来訪者が好きなことを書いたメッセージカード(シールになっている)を貼れるコーナーとなっているのですが、メッセージコーナー脇には、富野監督による来訪者への感謝と謝罪のメッセージがサインボードと共に展示されており、さらに貼られているメッセージの中には、結構な有名人たちの直筆のものがあるからです。
必見なのは、ガンダム好きならば言わずと知れた安彦良和と古谷徹のメッセージカード。安彦良和については2枚あります。今年の11月に再訪されたようです。
退色して読み取れなくなってしまっているものもありますが、確認できるものだけでも、動くガンダムのプロジェクトの中核を成したGGC(一般社団法人ガンダムGLOBAL CHALLENGE)のメンバーをはじめ、『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』で主人公・コウ・ウラキを演じた堀川りょう、ガンダムシリーズの作品にスタッフとして参加していた出渕裕、川元利浩、PABLO UCHIDA、草彅琢仁や楽曲参加しているYOASOBI、スピラ・スピカ、Alexandros、ガンダム好きで知られる西川貴教や本郷奏多、土田晃之、カズレーザー、EXILE MAKIDAIをはじめ、ゆず、高田純次、おぎやはぎ、ガレッジセール、板倉俊之、紫吹淳、ゴー☆ジャスなどの芸能人たちのメッセージが並んでいます。
施設外ですが、山下ふ頭バス停も見逃せないスポットです。
時間が合えば、動くガンダムのラッピングバスが停車するので、施設の帰りにでも立ち寄ってみることをオススメします。
以上となりますが、この「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」は2023年3月31日で終了してしまいます。
本来は2022年3月31日で終了予定だったところを、コロナ渦真っ只中で見られなかったファンも多かったことから1年間延長されましたが、今回は延長されるかどうかは不明。
この1年間は緊急事態宣言もなく、感染対策さえしていれば普通に見に来ることもできたため、おそらく延長はないとの見込みの方が大きい気がします。
ガンダムファンであれば、見ておかないと必ず後悔することになると思われますので、期間中に絶対に見ておくべきでしょう。