上野で初めて「ポケふた」を見て来たので、ついでに都内のポケふたをまとめてみた件

「国宝展」を見て来たついでに、上野で「ポケふた」を撮影してきました。
一つは「国宝展」の開催されている東京国立博物館の門前にあります。絵柄はヤジロンとドーミラーとなっており、土偶と銅鏡をモチーフにしたポケモンなので、納得のチョイスです。
もう一つは、東京国立科学博物館の前に設置されています。こちらはチゴラスとソーナノ。チゴラスは恐竜がモチーフなのでこちらも納得のチョイスですが、ソーナノは何でしょう? 博物館は学びの場であることから、「そうなの?」という疑問系からでしょうか。

現在、27都道府県に280枚以上が設置されている「ポケふた」ですが、各地ごとに「推しポケモン」を設定して、そのポケモン1体以上が描かれたデザインになっています。
「推しポケモン」の選出については、鹿児島県指宿市(いぶすきし)は、「イーブイ好き」ということからイーブイが選ばれたり、鳥取県は鳥取砂丘があることから砂漠で暮らすサンドだったり、福島県は「福」繋がりでラッキー、香川県はうどんからヤドンといった具合に、その地域に関連性のあるポケモンが選ばれることになっています。

「ポケふた」は、株式会社ポケモンが展開する地域の魅力を国内外に発信するプロジェクト「ポケモンローカルActs」の一環として製作・設置されている『ポケットモンスター』のポケモンがデザインされたマンホールの蓋で、元々地方色が強いものであることから、東京は対象外と思っている方もいるかもしれませんが、東京にもちゃんと「ポケふた」があったのです。

そこで、東京都内にはどんな「ポケふた」があるのか、まとめてみたいと思います。

台東区:チゴラス&ソーナノ
台東区:ヤジロン&ドーミラー
町田市:フシギダネ
町田市:ヒトカゲ
町田市:ゼニガメ
町田市:ナゾノクサ&ビードル&キャタピー
町田市:ポッポ&コラッタ
町田市:ニョロモ
父島:フシギバナ
父島:リザードン
父島:カメックス
父島:ミュウ

元々地域活性化を目的にしていることから、上野のような都心部にあるのは珍しく、東京都内とは言え、町田市や小笠原諸島の父島というかなり都心からは離れた地域に設置されています。
台東区のものを覗けば、町田市の芹ヶ谷公園(6枚全て公園内に設置されています)にあるのは、『ポケットモンスター』でも第1世代であるカントー地方のポケモンが選ばれており、父島は、カントー御三家の最終進化ポケモン+第1世代最高のレアポケモンであるミュウというチョイスです。

上野にあるものを除けば、なかなか日常では訪れる機会がないような場所にあるので、都内在住の人の目に触れることは少なさそうです。その代わり、都心部には「ポケふた」以外にもアニメ関連のデザインマンホールが数多くあるので、「ポケふた」がなくとも羨ましがる程の事もないかもしれません。
とは言え、ないよりはあった方がうれしいことには違いがなく、八王子市や青梅市、昭島市、小金井市、小平市、狛江市、清瀬市、日野氏、東村山市など、23区外でアニメ関連のデザインマンホールもないエリアもまだあることもあって、これらの地域にも「ポケふた」が設置される可能性は充分にありそうにも思えます。

「ポケモンローカルActs」は全国制覇を目指しているとのことなので、今後も続々と新しい「ポケふた」が登場してくるでしょう。
ポケモンは現在1000種類以上もいるとのことで、水木しげるロードに170体以上も設置されている妖怪銅像と同じく、キャラクターの種類が多いというコンテンツの特性を活かせるデザインマンホールは非常に相性の良いプロジェクトと言えるでしょう。


神籬では、「ポケふた」をはじめ、全国各地に点在するアニメ・マンガ・ゲーム関連のデザインマンホールの詳細な座標データを所有しており、これらを巡るウォーキングやサイクリングのコースを作りたいといった相談も受け付けています。
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